ペットとしての犬

犬。ペットの中でも犬を飼っている方は多いのではないでしょうか。
私も現在はチワワ、実家にいる時は雑種を飼っていました。
実家にいる時の雑種君は、とても元気でお散歩に行くにしても小学生の私が行くと、リードを引っ張られ、私がお散歩に釣れていかれているような感じに見えていたと思います。
そんな雑種君は小さいお庭と、毎日のお散歩では有り余ったパワーを発散できずか、私の家が嫌だったのか、月に1、2回は必ず隙を見て脱走を繰り返していました。
母と脱走した雑種君を探しに行って連れ戻してきたり、時には見つからない事も。
ただ、流石犬なので脱走しても帰巣本能があるのか家の場所はきちんと覚えていて、一時間程すると、きちんと家まで帰ってきてくれていました。
そんなある日、いつもの様に脱走した雑種君は、探しに行っても見当たらず、家にも帰ってこなかったのです。
毎日の散歩コース等色々な所を探しても見当たらず、一週間程過ぎてしまい、最終手段として、新聞の広告欄にこの犬を探しています。と載せて貰いました。
広告欄に載せてすぐ、目撃情報の電話があり、お電話を下さった方の元へすぐに向かいました。
やっと会える!と思い、行ったその先には我が家の雑種君ではなく、我が家の雑種君にそっくりな別の雑種君がいました。
似ているけれど、やっぱり違う。切ない気持ちだけれど何処かこの犬を放っておけない。
そんな気持ちは母も一緒だったのか、後日その子は我が家のペットになりました。
脱走した雑種君は結局帰ってこず、それ以外の目撃情報もなく、きっと心優しい方がペットとして飼ってくれてるのを願っています。


私のランドセル

小さい頃秋田県を飼っていました。名前はゴロです。大きくてがっしりしているので、小さかった私はいつもゴロの背中に乗せてもらってきゃーきゃーいいながら楽しんでいました。
そんなゴロの大好物が「食パン」。給食で食パンの日はパンが2枚出るので、1枚はこっそりとビニール袋に入れて持ち帰り、ゴロにあげていました。私のランドセルから食パンの匂いがするのか、自宅に帰ってゴロのところに行くと「キャンキャン」と甘い声で鳴いて、私のランドセルに飛びつきました。ゴロの体は後ろ足で立つと私と同じくらいあったのでいつもゴロの体重の重さでランドセルごと倒されていました。
1年位経って、ますますゴロが大きくなってきた頃、いつものように給食のパンを持ち帰ると、ものすごい勢いでゴロが飛びかかるようになってきていました。もう自分より大分大きいし重いのでとても怖く感じました。それでもやっぱりかわいいからパンはあげたい。「ゴロ、パンを投げるからお口でキャッチして」と言って食パンをゴロの方に力いっぱい投げました。すると・・・。なんと食パンがゴロの背中に乗ってしまったのです。しかも毛が長くてふかふかしているので、背中の毛の中に食パンが四角の形に埋まっています。ゴロは食パンの匂いがする背中の方を一生懸命振り返って取ろうとしますが、背中に口が届く訳もなく・・・。ゴロはぐるぐる回ってパンを取ろうとします。私もパンを取ってあげたいけど、ゴロが大きすぎて怖くてできません。仕方なくそのままで様子を見ることにしました。次の朝、ゴロはどうなったかな?と犬小屋を見に行くと・・。食パンはまだ背中の毛の中に埋まっていました!しかも、私が起きる前におじいちゃんがゴロのお散歩に行ったそうで。おじいちゃんは目が悪いのでゴロの背中のパンに気がつかなかったと。朝の散歩で何人の人に会ったのかな?笑われちゃったかな?ゴロは大きくて食いしん坊だけど、優しくてあったかいワンちゃんでした。


我が家のアイドル

我が家のアイドル「マユミちゃん」ヨークシャテリア。マユミが5歳になったある日お姉ちゃんが里帰り出産、新生児君がやってきました。家族全員がこの新生児に対してマユミがどんなリアクションをするのか心配でした。場合によってはお姉ちゃんは早めに自分の家に帰らなければいけないと思っていました。そんな家族の心配をよそにマユミは新生児を舐めることも含めて危害を加えることは一切ありませんでした。それどころかなんとマユミは新生児を「見えないもの」としたようでした。そう言えば普段散歩中に自分には到底敵わない大きな犬が見えるとまるでそんな犬なんていないかのように一切のリアクションをせず自分の散歩に集中し、すれ違い終わるのを待つっけ。お姉ちゃんが昔ハムスターを連れてお泊りに来た時も「見えないふり」したっけ。大きい犬とかハムスターと同じっていう認定を受けたわけだ、新生児君。「新生児君泣いてたって目を向けないよ。耳だって立てないよ。スヤスヤ眠ってたって近づかないよ。みんなが新生児君かわいい、かわいいしても私は知らないよ。お水もぐるーっと遠回りして飲みに行くんだ。」と徹底していました。
そんな生活が1週間も過ぎたある日。いつものように新生児君かわいいかわいいをしているとマユミが近づいてきました。新生児君からは遠く離れた場所で ゴロン とお腹を出して上目づかいしていました。そっかそっか、マユミもかわいいかわいいして欲しいのね。
大丈夫、マユミのことだって忘れてないよ。マユミもかわいいかわいいだよ。